ひとりでいたい
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ひとり税理士として独立してから9ヶ月が経とうとしています。
わずか9ヶ月ながら、ひとりの心地よさに慣れ、もう誰かと共に働ける気がしません。
この期間で感じたこと、そしてひとりで働く心地よさについてお伝えしたいと思います。
ひとりがあう人あわない人
わたしはひとりで働くスタイルが性にあっていますが、あわない人ももちろんいます。
わたしが考えるひとりがあうのはこんな人。
- 複数人で協力して仕事を進めるのが苦手な人
- 周りの目がない方が働きやすい人
- じふんの裁量で仕事を進めたい人
- 気にしいな人
- 人に任せるのが苦手な人
一方で、ひとりではなく複数人で働いた方がいいだろうなと思う人の特徴はこちら。
- 複数人で協力して仕事を進めるのが好きな人
- 周りの目があった方が働きやすい人
- 人に任せること、分業することが得意な人
- ひとりではできない大きな仕事をしたい人
わたしは大きな組織とか団体が苦手です。
大勢の中でのポジション取りがうまくできないというか、立ち位置がうまく定まらないというか、うまくいえないんですが常に「居心地の悪さ」みたいものを感じるのです。
たまにうまくポジション取りできる場合もあるんですが、基本は苦手。
昔からそうなのか?と言われればそうでもありません。
中学生時代は陸上部キャプテンでしたし生徒会副会長も務めてました。
毎年、級長もしてました。
立派に団体のまとめ役をしていたんですよね、昔は。
高校生になり、大学生になり、社会人になり、いつからかは分かりませんが、段々と少しずつ苦手になっていったような気がします。
そんなタイプの人間なので、いつかはひとりで仕事して生活できるようになれるといいなぁという漠然とした思いはありました。
30歳を過ぎてから税理士試験の勉強を始め、諸々の要因により資格取得と共に独立し今に至ります。
大きな仕事がしたい、大規模なプロジェクトに関わりたいといった願望もないので、周りの目を気にせずひとりで働く今のスタイルがものすごく気に入っています。
ひとりは自由
税理士に限らずですが、ひとりで働く最大のメリットはじぶんのスケジュールを完全にコントロールできることではないでしょうか?
つまり自由。
顧問先とのやりとりやミーティング、申告期限・申請期限など相手や期日にあわせなければならないものはあるものの、早朝働いたり、平日の仕事を週末にずらしたりと柔軟に働くことは可能です。
誰かに断ったりせず、みずからの都合だけでスケジュールを決めることができるのはとってもストレスフル。
誰に気兼ねすることもなく平日プライベートな予定で動けるのは本当にありがたいことです。
わたしは、自宅は埼玉で実家は愛知です。
勤務時代、周りへの気兼ねから有休がとりづらく、平日帰省することってほぼなかったんですが、独立後はちょくちょくできています。
どこでも仕事ができる状態にしていることもあって、平日だから土日だから、埼玉だから愛知だからと気にせずスケジューリングができます。
仕事重視、プライベート重視と偏るのではなく、両方同じくらいの位置におくことができるようになったのはひとりで仕事をしているがゆえです。
まとめ
経済的なリスク、健康面のリスクはつきまいますが、それでも想像以上にひとりって楽しい。
上司にどう思われるか?同僚からどう見られるか?なんてことを気にしなくていいし、上司とお客様の板挟みになって大変な思いをすることもありません。
さらに、単純にお客様の方だけを向いていればいいので、仕事の質もスピードもあがります。
業務効率化を考えるとき、ITツールの導入やRPAによる自動化は重要な手段になるでしょうが、「ひとり」であることも一因になり得るようです。
わずか9ヶ月ですが、実感しています。
ひとりではできない仕事、独立に向かない職種もあるので、ひとりがあう人はみんなひとりになればいいとは言えません。
でも、最終的にひとりでもできるか否か?を基準に仕事選び、職種選びをしてもいいのではないでしょうか^_^