料金はシンプルがイチバン

こんにちは、越谷市の税理士、恒川です。

ホームページ経由でご依頼いただいた方には、「なぜわたしを選んでくださったのか?」ということをお聞きしています。

「女性だから」「近所だから」という声が多いんですが、「料金が明確だったから」というお声も少なくありません。

税理士業界では、そもそもホームページを持っている方が少ないうえ、持っていても「料金は応相談」「まずはお問い合わせください」という表現が多いのが現状です。

これは、20年ほど前まで広告や税理士報酬に関する規制があった名残かと。

しかし、自由に営業活動ができるようになった現在では、ホームページなどで料金を明確にすることは必須だと思っています。

料金が分からないと問い合わせしづらい

何かサービスを選ぶときやものを買うとき、「料金」は重要な判断材料のひとつです。

それにもかかわらず、「料金はお問い合わせください」とだけ書かれていると、ええっ(-“-)ってなりますよね。

「高額だったらどうしよう、、、」「聞いてからだと断りにくそう、、、」なんて、不安が先に立ってしまうのではないでしょうか。

特に、税理士という職業が馴染みのない方にとっては、「料金がいくらなのか」を問い合わせる前に知りたいと思うのは自然なこと。

料金がはっきり書かれていないと、「なんとなくやめておこう」と思われがちです。

わたし自身も同じ立場なら、料金が分からないサービスにはなかなか手を伸ばせません。

だからこそ、料金を明確にすることはとても大切だと思っています。

料金はシンプルがイチバン

まずは料金を公開することが大切ですが、その内容が分かりやすいものであることも重要です。

当事務所の料金体系はとてもシンプルです。

具体的には、「年商だけで区切る」 これだけです。

他の要素は一切考慮しません。

たとえば、

・法人でも個人でも料金は一緒

・打ち合わせは毎月でも数ヶ月に一度でも一緒

・記帳代行も先方入力も一緒

・仕訳の量が多くても少なくても一緒

・資料がデータでも紙でも一緒

このシンプルな料金体系にした理由は、ごちゃごちゃした料金設定が嫌いだからです。

たとえば、他の税理士事務所では、

・法人の方が料金が高い

・打ち合わせ回数によって料金が変わる

・仕訳数に応じて記帳代行料が発生する

といった料金設定が一般的です。

わたしがこれを採用しない理由は簡単で、「管理が面倒だし、結局いくらかかるのかよく分からないのがイヤだから」です。

打ち合わせ回数を決めると、「回数を少なくして安くしたい」と考える方が増え、スムーズなコミュニケーションが取れなくなるのがイヤです。

仕訳量で料金を変動させると、事前にいくらかかるのか分かりにくくなるうえ、毎回計算するのも手間です。

また、最初の依頼段階でどれだけ手間がかかるのか正確に把握するのは難しいです。

という感じで、そもそも性格的に面倒くさがりというのもあって、結局ザ・シンプルな料金体系に落ち着きました。

まとめ

料金に限らず、「分かりやすいこと」「シンプルであること」って事業をするうえで重要なポイント。

普段から意識はしているものの、これからもこの視点を忘れずに仕事に取り組んでいきます^_^