不安があっても幸せになれる

税理士として独立して約2ヶ月が経ちました。

あっっっという間でした。

勤務時代は40件弱(入力補佐あり)のお客様を抱え毎月毎月申告に追われていたので、そういった意味での忙しさはありません。

しかし、会計ソフトや税務ソフトの選定・操作の習得、税理士会の行事、営業方法の模索など、覚えることが多いし感覚もなかなかつかめないので、そういった意味で忙しく負担もありました。

ただ、忙しくはありつつも、それを超える充実感があります^_^

この2ヶ月を振り返って今感じていることを記しておきます。

不安はなくならない

独立する前は不安をもたないことを意識していました。

いかに不安をおさえるか、不安をなくすか、ということを考えていたんですよね。

でも独立してからは、不安ってなくならないよな?なら一緒に歩むことが大切なのかも?と、不安に対する認識が変わりました。

独立前からブログを書いており、去年の8月には、「『不安は持たない』と決める」という記事をアップしています。

当時は、「不安を持たずに生きることが大切で、その方がラク。」と考えていました。

しかし今は、「不安はなくならない。不安があっても幸せに生きられる。」に変わりました。

独立後、不安は常にあります。

経済的な不安、お客様が獲得できるか不安、知識やスキルが不足するかもしれない不安、孤独感からくる不安など。

こんなにたくさん不安があるにもかかわらず、今、幸せだと感じられています。

結果が全部ダイレクトにじぶんにかえってくることのおもしろさ、やりたいことをやれている嬉しさ、将来への期待、もろもろひっくるめて、不安を上回る充実感があり幸せです(^^)

「幸せだな~」なんて意識して日々過ごしてはいないんですが、ふっと振り返ると「あっ、これが幸せなんだな。」と感じます。

前に進んでいるから不安はつのる

独立前に比べて不安は大きくなった気がします。

でも、それはじぶんが挑戦しているからに他なりません。

不安って、何かに挑戦しようとしたり、成長しようとしたり、乗り越えたりしようとしているから出てくるものであって、決して悪いものではないんじゃないだろうか?と感じています。

不安は、新たなステージを目指している証拠であって、成長過程の一部だと考えれば、むやみやたらと恐れる必要はなく、むしろ歓迎すべきもの。

不安を乗り越えるためのスキルや知識を身につけることで、自信を深めることもきっとできますよね。

むやみやたらと恐がらず、不安と共に前進し続けることが大切なんだろうな、と感じています。

まとめ

独立すると、すべて自分で決断し責任を負う必要があります。

勤務時代はひとりで何でもこなしている気になっていましたが、最終責任は代表の先生にあり、自分は責任を負う立場ではありませんでした。

当時は感謝の気持ちなど持っていなかったんですが(というか逆になんでもかんでもやらせやがって!くらいに思ってました。)今は自由になんでもやらせてもらえて感謝しかありません。

責任を負うって目には見えないけれども、とっても大きなプレッシャーを伴います。

税理士という職業柄、税務判断を誤ると賠償問題に発展する可能性もあります。

不安は絶えませんが、これからもさまざまな不安と共に歩んでいくつもりです^_^