2024年書き初め

2024年が始まりました。

ここ数年は書き初めが習慣となっています。

悪筆ながら気分が上がり気も引き締まるのでなんだかんだと続いています。

昨年の振り返り「健」「優」

昨年の書き初めは「健」と「優」でした。

健と優

「健」は心も体も健やかでありますようにとの願いを込めて、「優」は人に優しくありたいという想いから。

「健」については、思いがけない病気で入院・手術となりましたし、退院後も病院通いが続いているので願い叶わずかもしれませんが、心は健やかだったので良しとします。

「優」については、人に優しくするという意味合いで書いたんですが、逆に、人の優しさを実感する一年になりました。

多くの人の優しさを感じたんですが、特に大きかったのはパートナーと兄。

入院・手術の際、パートナーはわたしのやつあたりに辛抱強く耐え(本当、申し訳ないほどやつあたりしました、、。)、さらに、いつも以上に冗談ばかり言って明るくふるまってくれてました。

一緒に落ち込んでくれたとしてもきっと嬉しかったとは思いますが、不安を顔に出さず明るく振る舞って無理にでも引っ張り上げてくれたことがとても嬉しかった。

どちらにせよ根底に彼の優しさがあるので、行動がどっちでも支えにはなります。
(照れ臭いので本人には死んでも言いませんが。)

兄は、思いがけず泣いたわたしを受け止め「そら不安だろう、泣け泣け。」と言ってくれました、確か。
(記憶があやふやですが、たぶんそれらしきこと言ってたような気が。)

親兄弟の中ではしっかり者という位置づけなので、家族の前で不安を吐露するとか、何か相談するなんてことはこれまで全くありません。

意図せず人の優しさに触れ感謝、感謝の一年でした。

不安なとき、普段通りにして気を紛らわすのも、思いっきりその不安を口にするのも、どちらも有効だと学んだ年でもありました。

今年は「伝」「太」「前」

今年書いた文字は「伝」「太」「前」。

小学生の習うような漢字ばかりで恐縮ですが笑、今の素直な想いを字にしてみたらこうなりました。

税理士として独立して今年は2年目です。

当初から、分かりやすく伝えるということを意識してきましたが、今年はさらにそこに磨きをかけたい。

分かりやすい言葉、分かりやすい図、分かりやすい言い回し、工夫と経験を重ねて精進します。

「図太さ」が大切という意味です。

図太さとはweblio辞書によると

性格などが逞しく、ちょっとやそっとのことでは打ちひしがれない様子。常に平然としているさま。神経が太い、などのようにも表現する。」とされています。

こちらのブログでも書いていますが、独立にイチバン必要なのって図太さだと思ってます。

図太くないとやってけないって意味じゃなくて、独立すると図太くなっちゃうよ、という意味で。

独立すると思い通りにいかないこと、うまくいかないこと、心配になること、責任を感じること、不安を感じること、わんさか出てきます。

でも、その度落ち込んではいられません。

いや、落ち込みはするんですが、すぐに復活しなければなりません。

じゃないと生活ができなくなっちゃう。

うちひしがれてばかりいられないのです。

というわけで、今年も引き続き図太くやっていきます。

これは「隣」とか「後ろ」とか「上」を気にするんじゃなくて、できるだけ「前」だけ見て進んでいこうという意味です。

隣を見て「あの人すごいな、うらやましいな。」なんて気にするんじゃなく

「あぁ、こうしとけばよかった。」なんて後ろを振り返るんでもなく

めっちゃくちゃ高い目標を掲げるんでもなく

じぶんの行きたいところ、前だけを意識する。

「お客様が本業に集中できる環境を提供したい」

「お客様の事業が発展することで間接的に社会貢献したい」

「仕事もプライベートも同じくらいの位置で大切にしたい」

というじぶんの思いを忘れずに、大切にしていきます。

まとめ

2024年は、能登半島の大きな地震・航空機事故という悲しいニュースから始まりました。

いいスタートとは言えませんが、1年は長いです。

それぞれができることをしつつ、前を向いて進んでいきましょう。