キャッシュレス

「お支払いは現金のみ」のお店に入ってしまい、そそくさと店を出た話

池袋駅に用事があり行ったところ駅前に素敵な喫茶店を発見しました。

レトロな雰囲気のザ・喫茶店。

素敵~と思い、用事を終えて時間もあったので入りました。

席に座りワクワクしながらメニューを見ると、「お支払いは現金のみ」の文字が。。

そして珈琲一杯800円。

やばい、お財布に現金ないかも、、。

慌てて確認したところ、小銭500円ほどしかなく。。そうだ、補充するの忘れてた。

席を立って「現金なかったので、、」といってそそくさと立ち去りました。

いや~久々に恥ずかしかった。

キャッシュレス化進んでますが、まだまだ現金のみのお店ありますよね。

気を付けなくては。

ただ、池袋駅の真ん前の好立地で、立派なビルに入った結構大きな喫茶店だったのにキャッシュレス決済できないのは意外でした。

日本のキャッシュレス決済比率は32.5%とまだ低い

わたしの実店舗でのメインの決済手段はPayPayです。

スーパー、ドラッグストア、コンビニ、カフェなど、わたしが日常的に使うお店はほとんどキャッシュレス対応しているので、近所なんかはそもそもお財布を持たずにスマホだけ持ってでかけることもしばしば。

普段からお財布に入っている現金が少ないので、今回みたいに予想外に現金しか使えない場合困ります。(いや、さすがに普段はもっちょっと入ってはいますが。。)

経済産業省のデータによると、2021年の日本のキャッシュレス決済比率は32.5%。

出典:キャッシュレス・ロードマップ2022 ※日本については2021年の値を記載。

他の主要国と比べるとかなり低いです。

支払いに手間取らないし、ポイントもたまるし、記録も残るし、いいことづくめだと思うんですが(消費者にとっては)、高齢者を中心にいまだ現金派は多いし、キャッシュレス対応していない店舗も結構あります。

とはいえ、下図のように着実にキャッシュレス決済比率は増えています。

ここ5年間で12.5% ほどアップ。

出典:内閣府「国民経済計算」

政府も2025年には4割、将来的には8割を目指すとしていますので、さらに増えていくことは間違いなさそうです。

メインターゲットが高齢者ならお店側にメリットはない、でも・・・

隔週で通う近所(埼玉県越谷市在住)の居酒屋さん。

安くて、うまくて、近所、という三拍子そろった名店(?)なんですが、現金のみ。

キャッシュレス対応してくれたら嬉しいな~、そしたらお財布持たずにスマホだけかかえていけるのに~とは思いますが、お客さんの年齢層が高く現金派が多そうなので、お店側にはあんまりメリットないのかもな、なんて思っています。

(20代30代はほぼ見かけたことない。40代の自分は若手の部類。)

自分の親もそうですが高齢(70歳代以降)でキャッシュレス決済を利用している人はあまり多くありません。

ターゲットがその層なら、店舗としては、無理して高い手数料を払ってキャッシュレス決済を導入するメリットはないかもしれません。

とはいえ、今キャッシュレス決済を利用している50代60代は高齢者になってもキャッシュレス決済は使い続けるでしょうから、将来的には高齢者もキャッシュレス決済を使う、ということになります。

なので、ターゲットが高齢者であっても、いずれはキャッシュレス対応は必要になってくるのは間違いないといえます。

お店側は大変かもしれませんが、キャッシュレス派の消費者としては嬉しい限りです。

まとめ

キャッシュレス対応してないからこの店いかない!とか、何が何でもキャッシュレスがいい!とは思っていませんが、対応していてくれたら嬉しいな~くらいには思います。

現金お断りの完全キャッシュレスをかかげてオープンした京都の飲食店が、1年たたずに現金受入れも始めたとのニュースがありました。

キャッシュレス決済、浸透するにはもう少し時間がかかりそうです。

しばらくは予備現金もちゃんと持って出かけたいと思います。