独立2年目、今後も続けたいこと

税理士として独立して2年目。

誰も雇わずひとりで仕事をする、いわゆる「ひとり税理士」です。

ひとり税理士の諸先輩方を参考に、背中を追いかけつつこの1年間歩んできました。

1年間追いかけてみて、現時点で思う「今後も続けたいこと」と「やめたこと」についてまとめます。

まずは「今後も続けたいこと」について。

「やめたこと」については、また別記事で。(「独立2年目、やめたこと」

現在継続中で今後も続けたいと思っているのは次の3つです。

①ブログ

②ひとりであること

③数や売上を追わない

①ブログ

ひとり税理士のパイオニアである井ノ上さんや憧れの戸村さんらの影響で始めたこのブログ。

独立前の令和4年(2022年)8月15日から開始しているので、現時点で1年9ヶ月ほど経っています。

「まさかこんなに続くなんて!」というのが正直な感想。

なんでもすぐ挫折、、、ってタイプではありませんが、継続力があって一度決めたらなんでも最後までやり抜きます!ってタイプでもありません。

時間をかけ取り組んで成果が出たものがある一方で、途中であきらめて放り出したこともたくさんあります。

このブログは意気込んで始めたもののきっといつかは後者の状態に陥るんじゃないか、、、となんとなく思っていました。

ところがどっこい1年9ヶ月間、定期的な発信が続けられています。

10年単位で続けていらっしゃる方もたくさんいるので比較対象を外にしてしまうと1年9ヶ月継続したところで決してすごくはないんですが、比較対象を過去のじぶんにしてみると「よく頑張ったね、やればできるじゃんわたし!」って感じです。

とはいえ、平日毎日更新を目標に掲げつつ当初は週4~5日ペース、最近は週2~3日ペースになっているので、手放しで褒められた状態ではないんですが、、、。

ただ、更新頻度は落ちているもののこのブログ辞めるつもりはありません。

この先も続けます。

理由はたくさんあります。

・インプット量が増える

・分かりやすい説明の練習になる

・顧問先に説明する際の資料になる

・同じことをまた調べることが減る

・思考整理ができる

・備忘録になる

etc・・・

なかでも大きな理由は「インプット量が増える」と「思考整理ができる」という2点。

まずは「インプット量が増える」について。

わたしは基本的に怠惰な人間です。

何もしなくていいと言われればいくらでものんびり・ぼんやりできてしまう性格。

ブログというアプトプットの場を設けることで強制的に一定程度のインプット量が確保できます。

つぎに「思考整理ができる」という点。

ぼんやりと考えていること、なんとなく感じていることを言語化してみると、じぶんでも気付かなかった本心に気付けたり、進みたい方向・目指したい場所がはっきりしてきます。

ブログを続けていると1回だけでなく事あるごとにこの作業をします。

この作業を続けることで、軌道修正ができたり、あるいは思考が変わったじぶんに気付けたりもします。

記事作成にはある程度の時間がかかるので継続は簡単ではありませんが、それよりも上記に掲げたようなメリットの方が大きいです。

更新頻度は減りつつあるものの、できれば今ぐらいのペースは維持しつつ続けていきたいなと思っています。

②ひとりであること

ひとり税理士としてスタートした方全員がそのままずっとひとりというわけではありません。

方向転換し拡大したり人を雇ったりする方も多くいます。

わたしは現時点ではこのままひとり税理士スタイルで続けるつもりです。

将来的には考えが変わって人を雇う可能性もゼロではありませんが、きっと雇わないだろうなとは感じています。

理由は、、、ひとりが快適すぎるから。

人間関係のわずらわしさがなくじぶんのペースで働ける。

この快適さを手放せる気がしません。

たとえ短時間のパートさんであっても、人を雇うとなると大変です。

どんなにいい人、あう人であっても少なからずストレスは発生します。

人を雇う「責任」というのもあわせて考えるとやっぱりこのままひとりでやっていくのがじぶんにあっていそうです。

③数や売上を追わない

最後に「数や売上を追わない」。

わたしは稼ぎたいから独立したわけではありません。

「組織で働くよりもひとりで働く方が性にあっている」

「仕事もプライベートも充実させたい」

そう思ったから独立しました。

もちろん稼げた方が嬉しいので一定程度の売上は目指しているし、利益がでるような体制は考えています。

しかし、人よりもいい暮らしがしたい、いいものを身に着けたい、贅沢がしたい、といった願望はありません。

それよりも日々穏やかな気持ちで暮らしたい。

人の役に立ちたい。

食べていくためにある程度の売上や利益は意識しつつ、高すぎる売上目標を掲げたりそこに短期的に到達することを目指すやり方は今後もするつもりはありません。

まとめ

先を走って大きな背中を見せてくださるひとり税理士の諸先輩方には感謝です。

ひとり税理士に限らず、今後も色んな方の背中を見て追いかけつつ、あわないところはそぎおとし進んでいきます( ´ー`)