締め切り効果はじぶんでつくる
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締め切り効果という言葉をご存知ですか?
これは、特定の期限や締め切りがあることで、その期限が近づくにつれて作業の効率や生産性が向上する現象のことをいいます。
締め切りがあることで、集中力を高め、作業を迅速に進めることができるということです。
わたしは独立してひとりで仕事をしている税理士です。
そのため、上司に「〇日までに〇〇を報告するように。」とか「〇日の会議までに〇〇を作成するように。」といった指示を受けることはありません。
また、業務日報に書くために「今日は〇〇をしなければならない、、」というプレッシャーもありません。
お客様との打ち合わせや約束はありますが、日常的に誰かに何かを強制されることはほとんどありません。
ですので、自らを奮い立たせて行動しないと、ついついダラダラしてしまうのです、、、。
そんなわたしのようなダラダラタイプの人間は、締め切り効果をうまく使うことで仕事がはかどることに気づきました。
元々は意識して締め切り効果を活用していたわけではないんですが、「あれ?わたし、締め切り効果をうまいこと使って仕事を進めている?」と気づいたので、その方法をいくつかご紹介します。
時間単位の締め切りをつくる
後ろに予定があると「〇時までに〇〇の仕事を終えよう!」と自然と頑張れるので、仕事がはかどります。
例えば、午後3時に打ち合わせがある場合、その前の時間を有効活用しようとする気持ちが働きます。
自らを律することができるタイプの人は、後ろに予定がなくても計画通りに仕事を進めることができるでしょうが、わたしのように暇があればダラダラしてしまうタイプの人には、この方法が特に有効です。
1時間前到着
以前、「1時間前到着」という記事でも書きましたが、誰かと待ち合わせをしているとき、わたしは時間ギリギリに行くことはほぼありません。
現場付近のカフェなどに1時間程度前に到着するようにし、そこで仕事をすることが習慣になっています。
カフェでは、ブログや税務記事の執筆、その下調べなどを中心に。
個人情報を扱うような仕事はできませんが、執筆や下調べには最適な環境です。
カフェ好きなので、待ち合わせがなくても頻繁に行きますが、後ろに予定があるときの方がなにもないときより仕事ははかどります。
時間貸駐車場
普段は自転車で通勤していますが、雨の日や予定があるときは車で行きます。
事務所に駐車場がないため、近隣の時間貸駐車場を利用しています。
わたしがよく利用する駐車場の一つは、近くのショッピングセンター。
ショッピングセンター自体は10時から20時までの営業ですが、駐車場の利用は24時間可能。
料金は60分300円で、日中の最大料金は900円、夜間の最大料金は500円です。
ただし、ショッピングセンターで買い物をすると3時間無料になります。
この無料時間内に仕事を終わらせるため、自分にプレッシャーをかけることで、締め切り効果を活用しています。
自発的に設定した期限をお客様に伝える
期限の長い仕事をしていると、いつまでたってもやる気が出ないことがあります。
そんなときは、あえて自分から短めの期限を設定します。
そして、その設定した日付をお客様にも伝えます。
例えば、あらかじめミーティングの日程を組んだり、「〇月〇日までにご連絡します」と伝えたり。
自ら設定した期限を破るわけにいかないので、必死にやらざるを得なくなります。
ここで重要なのは、最終期限(申告期限や提出期限など)を無視して、短めの期限を設定すること。
あまりに長い期限だと、やる気が続かないですし、不測の事態があったときに対応が難しくなるので。
まとめ
締め切り効果をうまく使い自らに適度なプレッシャーをかけることで、効率的に仕事を進めることができています。
皆さんも、締め切り効果を活用して、より生産的な日々を送りましょう(^_^)