繊細なのか?

こんにちは、越谷市の税理士、恒川です。

自身の性格を一言で表すと「ずぼらで繊細」。

前回「ずぼら」について書いたので、今回はもう一つの特徴、「繊細」について書いてみます。

繊細とは?

「繊細」とはどういう意味なのかChatGPTに聞いてみました。

「繊細」という言葉は、感覚や感情が細やかで敏感な状態を指します。 具体的には、以下のような特徴があります。

  • 感受性が強い:小さなことにも敏感に反応し、他人の感情や環境の変化を察知しやすい。
  • 細かいことに気を配る:細部に注意を払い、物事の微妙なニュアンスに気付く。
  • 心が傷つきやすい:批判やトラブルに対して、心が揺れやすかったり、ダメージを受けやすい。
  • 芸術的な感覚が鋭い:美的感覚に優れ、クリエイティブな才能がある。

うーん。

「感受性が強い」というのは、まさにその通り。

勤務時代によくあったのは、他の人が怒られているのを見て、じぶんまで心がギュッとなってしまうこと。
いたたまれなくて、他に用事を見つけたりお手洗いに行ってその場を離れるなんてことをよくしてました。

その場にいるだけで、じぶんまで泣けてきてしまうので。

他にも、緊張している人を見るとじぶんまで緊張してドキドキするなんてこともしょっちゅうあります。

たとえば、自己紹介や発表など、どうしても人前で話さなければならない場面で、声が裏返ったりたどたどしくなっている人を見ると、じぶんまで心臓がドキドキするし、手に汗をかいてしまう。

いたたまれなくて、話している人を直視できない、、、。

緊張している人を見ると、「じぶん=その人」という感覚になり、ものすごく疲れてしまう。

と、このように「感受性が強い」は当てはまるものの、他はちょっと微妙な感じ。

細かいことにはあまり気が回らないし、頑丈ではないけどとりわけ傷つきやすいわけでもなく、芸術的な才能もゼロ。

あら、

じぶんは「繊細」と思い込んでいたけど、もしかしたらあんまり当てはまらないかも、と思えてきました。

繊細ではなく気にしい

よくよく考えると、「繊細」よりも「気にしい」という表現の方がピッタリな気がしてきました。

「気にしい」とは、物事や他人の反応を過度に気にしたり、心配したりする性格や傾向を指します。

たとえば、誰かとしゃべっていて相手の表情が少し曇ると、「あっ、何か変なことを言っちゃった?」と焦る。

さらには、その場では何も思わなかったとしても、後から「もっとこう返せばよかったかも、、」「あの発言は余計だったかな、、、」と一人で悩んだり落ち込んだりすることもしばしば。

他にも、メールの返信がいつもより少し遅いと「わたし、何か悪いことしちゃった?怒ってる?」と心配になってしまったり、、、。

ここまで書いて分かったのは、わたしは「感受性が強く、気にしいな人間」なんだな、ということ。

感受性が強く気にしいな人

感受性が強いってのは悪いことだとは思いません。

上でネガティブな例ばかりを挙げてしまいましたが、感受性が強いと、ポジティブな感情も受け取りやすい。

喜びや感謝を深く感じられるのは幸せなことだし、相手の気持ちを慮ることができるってのは素敵なこと。

ただ、ストレスを受けやすかったり、疲れやすいってのはあるので、ネガティブな感情に対してはもう少し鈍感になりたい。

「気にしい」な部分については、正直プラス面は見当たらないので、全面的に直したい、、、。

とはいえ、「感受性が強く気にしい」な性格も、ずぼらと同様、多少変えられることはあっても、根本的には変わらないんじゃないかと思っています。

感受性を弱めろと言われても、心臓が勝手にドキドキしたり、手に汗をかくのはどうしようもありませんし、「気にしないように」と言われても、勝手に気になっちゃうものなんです。

克服するのはなかなか難しい。

でも、克服はできなくても、うまく付き合っていくことはできると思ってます。

まずできることは、ネガティブな感情を受け取る場にできるだけじぶんを置かないこと。

全て排除するのは無理でも

・ダークなニュースを避ける
(最近だと、緊縛強盗の話は気持ちが悪くなるので見ないし聞かない。)

・否定的な発言が多い人とは距離を置く

・ネガティブな組織から抜け出す、環境を変える

なんてことはできます。

わたしの場合、独立してから少しの図太さが身に付き、気にしいな性格とうまく付き合えるようになった気がします。

気にしてしまうこと自体は変えられないんですが、落ち込んだ後の立ち直りが早くなってきました。

「まあ、いっか」と思えるまでのスピードが上がった気がします。

落ち込んだり、打ちひしがれたりしても、歩みを止めてしまうと食べていけないので、いたし方なく復活するという感じですが、段々とうまく付き合えるようになってきている気がします。

まとめ

「鈍感で楽観的な人」に憧れるし、そっちのほうが生きやすいだろうなと思います。

でも、ずぼらで、感受性が強くて、気にしいなわたしでも、ちゃんと幸せに生きられている。

だから、まあいっかとも思っています。

これからも、じぶんらしく進んでいきます^_^