読書ノート

読書はアウトプットとセットで

読書をしてもすぐに忘れてしまうことが悩みでした。せっかく読んだのに1週間もすれば記憶から遠ざかり、同じ本を2度買ってしまうなんてこともしばしば。。

どうにかできないものかと悩み、1年ほど前から「読書ノート」を付け始めました。

本を読んだら「読書ノート」をつける

読書ノートといっても、1冊読んでA5サイズ3~4枚程度にまとめるだけです。
A4サイズでいうと1~2枚程度ですし、つめつめで書いているわけではないので、そんなに多くはありません。(専門的な内容の場合は、もう少し増えることもありますが。)

これを始めてから、以前に比べて随分と理解度が深まりました。

そして、読んだ内容を短くまとめようと決めているからか、不要な部分が飛ばせるようになり、自然と速く読めるようにもなりました。(以前に比べれば、です。速読と言えるほどではありません。)

読書ノートをつけようと思ったのは、樺沢紫苑さんの「読んだら忘れない読書術」がきっかけです。

この本により、アウトプットの大切さを知り、読書ノートをつけ始めました。2015年発売の本ですが、私が知ったのは去年(2021年)でした。

本を読んでから1週間以内に3回アウトプットすると記憶に残る、

樺沢さんが実際に行っている具体的な方法は次の通りです。

①本を読みながら、メモをとる、マーカーでラインを引く。

②本の内容を人に話す。本を人に勧める。

③本の感想や気づき、名言をFacebookやTwitterでシェアする。

④Facebookやメルマガに書評、レビューを書く。

この本を読んだ当時、私はまだブログを始めていませんでした。(FacebookやTwitterなどのSNS発信も2022年現在していません。)

当時の私がすぐできることといえば、①と②。

①については、カフェなど外で読書をすることが多いので、とりあえず持ち歩きのしやすいA5サイズのノートを買いました。マーカーでラインを引きつつ(電車などマーカーが引きずらい場合はページの端を折る)読み進め、読み終わってから読書ノートにまとめる、をルーティンとしました。

②については、簡単にできそうだと思ったのですが、案外話す相手が限られほぼ実行できていません。

小説やエッセイなんかは比較的人におススメしやすいジャンルかと思うんですが、例えば税法に関する本とか専門的なものは話す相手が限られ、読むたびに話すことはできませんでした。

ブログでアウトプット

結局、「1週間以内に3回アウトプット」は実行できず、「読書ノート」をつけるという1回のアウトプットだけに落ち着きました。

たった1回のアウトプットですが、それでも以前に比べると格段に理解度が深まった実感があります。

書いたことをすべて覚えているわけではありませんが、それでもその本を読んだこと自体は忘れませんし(当たり前、と思うかもしれませんが、以前の私は実際に忘れていたんです・・。)、ノートをさっと見返すことですぐに内容を思い出すことができます。

たったひとつのアウトプットですが、理解度が深まった実感があるので、やって良かったなと思っています。ただ、樺沢さんが書かれているように、アウトプットの数が多い方がより定着率が高まるのは確実です。

ブログを始めたので、これからは感想やレビューなども発信していきたいと思います。

アウトプットがひとつ増えることで、より一層理解度や定着率が高まりそうで、楽しみです!

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