ひとり税理士、ちょっと立ち止まる

こんにちは、越谷市の税理士、恒川です。

最近、HPからのご依頼が増えています。

内容は、

法人設立

税務顧問

相続

スポット相談

と、ほぼ全メニュー。

特に広告を出したわけでも、SNSで強くアピールしたわけでもないんですが。

「なぜ急に?」という気持ちもありつつ、ありがたいお話です。

とはいえ、ひとりでやっている事務所なので、受けられる件数にはどうしても限りがあります。

ですので、個人の税務顧問については、しばらく受付けないことに決めました。

もともと税務顧問は法人がメインで、個人の方は少なめではあるんですが、お問い合わせや声をかけていただくことはちょく

ちょくあります。

ひとり税理士、「増やしすぎ」は良くない

わたしが独立したのは、令和5年(2023年)4月。

気づけばもうすぐ2年です。

これまでも、そしてこれからも、「ひとり」でやっていくつもりです。

顧問先も少しずつ増え、スポット相談や相続のご依頼もいただけるようになってきて、これからもいい形で継続できそうだなと、ありがたい限り。

ただ、この2年間、ずっと順風満帆でした!なんてわけでは当然ありません。

・独立当初の数ヶ月は、日々減っていく預金残高にビクビクしてました。

・どうしても考え方が合わない顧問先に対して、こちらから解約を伝えました。

・異常に高圧的な税務調査官に悩まされました。
(統括官に正式に抗議し、担当を変えてもらいました。)

このように、神経がすり減る瞬間は、たくさんたくさんありました。

でも、100%独立してよかったと思っています。

乗り越えなきゃいけない壁はいくつもありましたが、じぶんの責任で申告書を出せる喜びは想像以上だし、勤務時代のような週明けの憂鬱がない今の生活は、何物にも代えがたいです。

金銭面も、安定しています。

感謝しかありません。

ただ、まだたったの2年。

一般的には独立2年目なんて、まだまだこれからの時期。

おそらく「攻め」でいるべきタイミングなんだと思います。

・とにかくお客様を増やす

・断るなんてよっぽどじゃなきゃありえない

・顧問料は後回しで、まずは件数を

・経験を優先

・契約1年目の利益は捨てるつもりで紹介会社を使う

など。

この考え方が間違っているとは思いませんが、わたしはやりません。

(とか言いつつ、独立当初はやはりどこか焦りがあり、面談で「うーん…」と違和感を覚えても気づかないフリをしたり、勝手にオプション分を値引きしたりしていましたが、段々とやらなくなりました(^^;、)

根底に、「時間に追われて丁寧な仕事ができなくなるのはイヤ」「疲弊する働き方はもうしたくない」という強い気持ちがあります。

なので、「むやみに増やさない」は、わたしにとって、とても大事なスタンスです。

「一気に増やさない」もかなり大事

もうひとつ意識しているのが、「一気に増やさない」ということ。

昨年、事業縮小する先輩税理士から顧問先を紹介してもらったんですが、本当はもう少したくさん引き継いでほしいと言われていました。

ただ、トータルの件数的には余裕があったものの、一気に増えるのがしんどくて、一部はお断りしました。

今回も、個人の税務顧問をストップすることにしたんですが、正直、まだ余裕はあります。

でも、一気に増えるのは避けたいから、とりあえず一旦ストップ。

一度にドンと増えるのって、結構危険だと思ってます。

仮に10件顧問先が増える場合、「一度に10件」と「5ヶ月かけて10件」では、全然違います。

わたしには、「一度に10件」は無理なのです。

初期設定に手間がかかるということもあるんですが、お客様の状況が覚えられない(というか頭に定着しない)というのがイチバンの理由です。

わたしの場合は、少しずつ、少しずつ増えていくのが合っているようだし、じゃないと手に負えません。

まとめ

事業をどんどん拡大したい! たくさん稼ぎたい!という人であればいいんですが、ある程度の収入はしっかり確保しつつも時間に追われたくない・疲弊したくないというわたしみたいな人にとっては、

「むやみに増やさない」
「一気に増やさない」

という考え方、とても大切だと思っています。

なんて、カッコいいことを言いつつ、実際は焦る瞬間もあるし、迷ったり、間違えたりすることもたくさんありますが。

それでも、大きな軸はぶらさず、間違ったら立ち止まって修正しつつ、じぶんのペースで進んでいきたいと思っています。

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