ひとり税理士ってどうなの?

こんにちは、越谷市の税理士、恒川です。

去年4月に税理士として独立し、ひとりで仕事をしています。

いわゆる「ひとり税理士」。

ひとりが好きな性格なので、これからもこのスタイルを続けていくつもりです。

大手税理士法人を別にすれば、一般的な税理士のスタイルは「税理士ひとり+社員やパートさん数人」という形が多いです。

わたしのように純粋に税理士ひとりだけでやっているケースは、珍しくはないけれども、そこまで多くもありません。

それでも、わたしは独立当初から「ひとり」を選びましたし、今後も続けていくつもりです。

ひとり税理士のいいところ(税理士目線)

ひとり税理士のいいところは何か?

税理士目線で挙げるとこんな感じです。

・人間関係のわずらわしさがない

・経費がおさえられる

・自由

まずは「人間関係のわずらわしさがない」という点。

人を雇うとなると、どんなにいい人でも、どんなに仕事のできる人でも、どうしても気を使います。

わたしは気を使いすぎる性格なので、他人と四六時中関わるのは正直しんどいんです。

フルリモートにすればしんどさは少ないでしょうが、それでも仕事となると、イヤなこと、耳の痛いことも言わなきゃいけない場面は出てくるはずで、そういったことを考えると、あっ、ちょっと面倒だな、、となります。

もちろん、お客様対応や同業・他士業とのつながりはあるので、わずらわしさゼロにはなりませんが、苦手なタイプの人とはそもそも契約しない、距離を置くなんてことが可能なのでストレスはかなり少ないです。

次に「経費がおさえられる」。

固定費の大部分を占めるのは家賃と人件費ですが、ひとり税理士なら人件費がかかりません。

このおかげで、「売上を増やさないといけない」というプレッシャーも減り、無理に契約しなくて済むのが大きなメリット。

そして「自由」。

独立する前は、自由が欲しい!と強く思っていたわけではありません。

でも今、平日に用事を済ませたり、じぶんのリズムで働ける快適さを知ったら、もう戻れないなと感じてます。

ひとり税理士のいいところ(顧問先目線)

顧問先目線で見ると、ひとり税理士のメリットは以下の通りです。

契約する人=担当なので当たり外れがない

・「先生に確認します」がないので早い

・柔軟な対応が可能

面談時に契約するのは税理士自身。

そのままやり取りする担当者も税理士本人なので、「面談した税理士は良い印象だったけど、担当者が全然ダメ、、」というリスクがありません。

また、税理士資格を持たないスタッフが担当の場合、税務判断は税理士に確認しなければなりませんが、ひとり税理士ならその場で回答できます。

このスピード感は顧問先にとって大きなメリットです。

さらに、柔軟に対応できるというのも魅力かと。

平日の昼間にプライベートな用事で動けるので、代わりに土日や早朝、夜間に仕事をするなんてことも可能なので融通が利きやすい。

資料のやり取りや面談時間を調整するのも簡単です。

これからもマイペースで

「ひとり税理士」として歩んできたこの1年半。

これからもじぶんらしく、マイペースに続けていこうと思います。

ひとりだからこその自由さや快適さを活かしながら、顧問先に寄り添ったサービスを提供できるように。

ひとりでやるか、チームでやるか。

どちらが良いかは人それぞれですが、わたしは、ひとりで進んでいきます^_^