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今年もあとわずか ふるさと納税をしておきましょう
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今年も残すところあと数日となりました。
本日は
ふるさと納税について
お知らせしたいと思います。
ふるさと納税とは?
ふるさと納税制度は、
「生まれ育ったふるさとに貢献できる制度」
「自分の意思で応援したい自治体を選ぶことができる制度」
として創設されました。(総務省HPより)
節税ではなく
単なる税金の前払いですが
自己負担2,000円で返礼品がもらえるのでお得です。
返礼品は上限30%なので
1万円寄付すると最大3,000円の返礼品がもらえます。
制度が始まって10数年
CMでも頻繁に宣伝されており
すっかりお馴染みとなりました。
しかし
総務省のデータによると
利用率は僅かに10%程度だそうです。
会計事務所に勤めていると
多くの方がしていると錯覚してしまいますが
していない方のが多数派なのです。
したことない方
簡単なので
これを機会に是非ともしておきましょう。
限度額は?
ふるさと納税制度は
税金の前払いですが
いくらでもOKというわけではありません。
上限があります。
限度額以上に寄付をしても、
返礼品はもらえますが
税金の前払いにはなりません。
総務省のHPや各指定事業者が限度額シミュレーションを出しており
簡単にチェックできるので
まずは事前に確認しておきましょう。
わたしは「さとふる」を利用しているので、そこのシミュレーションをのせておきます。
「源泉徴収票」「確定申告書」それぞれからシミュレーションできるようになっています。
給与所得者で源泉徴収票が手元にない方は
上記リンク内の「早見表」を参考にしてもいいでしょう。
ふるさと納税の流れは?
ふるさと納税の方法は2パターンあります。
「確定申告する方法」と
「ワンストップ納税する方法」です。
それぞれについて解説します。
確定申告する方法
後述するワンストップ納税ができる要件に該当しない方は
確定申告する必要があります。
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これまで確定申告の際には
各自治体が発行する「受領書」が必要でした。
しかし
令和3年からは指定事業者(さとふる・ふるなび・楽天ふるさと納税等)が発行する
「寄付金控除に関する証明書」でもOKになりました。
使うサイトを1つだけにしておけば、
何十ケ所に寄付したとしても
そのサイトの「寄付金控除に関する証明書」が1枚あればOKということです。
ワンストップ納税する方法
ワンストップ納税の要件
給与所得者等で確定申告不要な方
寄付先が5自治体まで
上記2要件に該当する方は
ワンストップ納税が選択可能なので
面倒くさい確定申告をする必要はありません。
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寄付の際
ワンストップ特例制度の申請にチェックをする箇所があります。
たまに、そこにチェックをつけるだけでもう
OKと勘違いしてしまう人がいますが
間違いです!
寄付をした後に
「紙でワンストップ特例申請書を出す」か
「ワンストップ特例のオンライン申請」をしないと
ワンストップ納税したことにならず
税金は減りません。
多くのサイトでそのままオンライン申請が可能となっているので
マイナンバーカードを持っている方は
すぐにしてしまった方が良いです。
もうひとつ気を付けて欲しいポイントですが、
ワンストップ納税した後に
何らかの理由(例えば医療費控除とか)で
確定申告することになってしまった人は
あらためてふるさと納税も含めて確定申告しなければなりません。
ワンストップ納税は確定申告しない人のための制度なので
確定申告するとワンストップ納税はなかったことになるのです!
ここを失念して(あるいは知らずに)
ふるさと納税したつもりができてなかった人が結構います。
気を付けましょう。
ポイント!
・ワンストップ納税は寄付の際に☑をつけるだけでは完了しません!
・ワンストップ納税後、確定申告することになった場合は
再度ふるさと納税分も含めて確定申告すること!
どの税金が減るの?
確定申告した場合と
ワンストップ納税をした場合で
減る税金の種類やタイミングが変わります。
仮に6万円の寄付をした場合
次のように税金が減ります。
※所得税率10%と仮定
確定申告の場合
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確定申告した場合
確定申告した年の所得税が減り
さらに翌年払う住民税も減ります。
ワンストップ納税の場合
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ワンストップ特例申請をした場合
その年の所得税は変わりませんが
翌年払う住民税が減ります。
いずれを選択しても減るトータルの税金は
全く同じで1円も変わりません。
まとめ
先週末ようやくふるさと納税を終えました。
早めにしておけばいいものを
どうしても収入が確定する年末まで
先延ばししてしまいます、、。
(勤め人なので大体の収入なんて年末を待たなくとも分かってるんですが。)
お客様にご案内するばかりで
じぶんの分はいつも後回し。
(やり忘れた年もあります。)
せっかくのお得な制度
利用しないのはもったいないです。
返礼品目当てでも、
離れてしまった地元への恩返しでも、
理由はなんでもいいと思っています。
活用して良い年末と年明けを迎えましょう。
(年末ギリギリの寄付は返礼品の発送が年明けになること多いですが)