ひとり仕事はひとりぼっちじゃないみたい

こんにちは、越谷市の税理士、恒川です。

昨年4月に税理士として独立し、気がつけば1年半が経過しました。

・独立したこと

・ひとりを選んだこと

100%良かったと思っています。

独立してからのこの1年半、ありがたいことにちゃんと食べていけています。

勤務時代のような月曜日の憂鬱もなく、精神的にも安定した気持ちで日々過ごせています。

独立したすべての人がうまくいくわけではないことを考えれば、本当に、本当にありがたいことです。

こうした状況になれたのは多くの支えがあったからこそ。

周りに感謝!みたいなことを書くのは照れるし恥ずかしさを感じるんですが、事実は事実。

備忘の為にも今の気持ちを書き記しておきます。

感謝のキモチ

まず最初に感謝を伝えたいのは、わたしのような駆け出しの税理士に仕事を依頼してくださった顧問先や依頼主の方々。

・報酬はおそらく業界のスタンダードくらいで、高くもないけど安くもない。

・いわゆるよくある街の税理士事務所で、これといった専門性や特色はない。

・業界には長年いるものの、税理士になったばかり、独立したばかり。

こんなわたしを選びご依頼頂けたのは本当にありがたい限りです。

どんなにきれいごとを言ったところで、また、どれほど税理士としての理念や熱意があったところで、依頼がなければ独立生活は成り立ちません。

ある程度早い段階からご依頼いただけたおかげで、よいスタートを切ることができました。

次に、ひとり税理士として前を走る諸先輩方。

この方々がいなければこんなに早く独立には踏み出せていませんでしたし、こんなに早く軌道には乗っていませんでした。

間違いなく。

具体名を言えば、このブログでは何度も触れていますが、戸村涼子さんや井ノ上陽一さんです。

戸村さんの著書「ひとりで開業する女性税理士の生き残り戦略」が独立のきっかけでしたし、そもそもひとり税理士という生き方を提唱してくださったのは井ノ上さん。

こういう生き方もある、生きていける、食べていける、その道を示し発信し続けてくださったこと、本当に感謝です。

マネできる道が目の前にあったことは本当にラッキーでした。

このお二方以外にも「十人十色のひとり税理士という生き方」に掲載されている先生方にはものすごく助けられました。

本に書かれている内容や日々更新されるブログに助けられたのはもちろん、実際に何人かの先生には直接連絡を取りスポット相談をしました。

独立前に相談した先生(2度ほどしました)のおかげで、食べていけるという段階に到達するまで随分と近道ができたなと実感していますし、独立後に実務的な悩みが出てきたときに相談した先生のおかげでひとりで抱えこまずスムーズに仕事がすすめられたことも。

他にも、十人十色とは無関係ですがひとり税理士として活動されている方にスポット相談し、難を逃れ?助けられたこともありました。

また、リアルの同業者にも随分と助けられています。

同時期に独立した友人税理士、同支部で少し前に独立した先輩税理士は、困ったときに相談できたり情報交換できたりでとっても心強いし、ありがたい。

独立前は、ひとり税理士(特に女性)ってあんまりいなくて孤独だと思ってたんですが、実際のところそうでもありません。

少数派だとは思いますが、想像よりも仲間はずっと多いです。

最後に、パートナーにも感謝を。

籍が入っていないのでパートナーと呼びますが、彼とは14年ほど一緒にいます。
※備忘のため、2010年(平成22年)8月から

独立した大人同士で子どももいないのでお財布は別です。

しかし、資格取得のため勉強に専念していた一時期は生活を支えてもらっていましたし、今回独立がうまくいかなかった場合には「最終的には支えてもらえる、、。」という安心感がありました。

素直じゃないので直接ありがとうとは言いませんが、心の中では感謝しています。

最後に

ひとり仕事をしていると、全部ひとりでこなすことになるので、全部じぶんのおかげ!じぶんひとりのちから!って思いそうになるんですが、そんなことは全くないです。

理解してくれるお客様、相談できる仲間、サポートしてくれる家族、たくさんの人の支え、協力がないと無理でした。

感謝のキモチって忙しくしているとついつい忘れがちになるものです。

なので、折に触れ立ち止まり、感謝を忘れないことが大切かと。

特にわたしみたいに薄情で忘れっぽい人間は、たまに強制的に振り返っておかないとすぐに感謝のキモチなんて忘れちゃいますので笑

これからも、まわりに感謝しつつ、そして頼りつつ前に進んでいきます^_^