繊細さと図太さと

こんにちは、越谷市の税理士、恒川です。

税理士として独立して約2年。

お客様にも恵まれ、このまま継続していけそうでありがたい限りです。

拡大志向はないので、今後もこのまま「ひとり仕事」続けていくつもりです。

独立に必要なのは図太さ

独立に必要なことって何だろう?と考えたとき、真っ先に思い浮かぶのは「図太さ」です。

「図太さ」については、これまでにも何度か記事にしてきました。

辞書的には、図太いとは「性格などがたくましく、ちょっとやそっとのことでは打ちひしがれない様子」のこと。

そもそもわたしは、図太さとは正反対の「繊細さ」が独立の決め手だったほどなので、そんな人が図太くなんてなれるのか?と思われそうですが、意外となれます。

図太いに対する感覚って、以前は「あの人、図太いなあ(-“-)」

だったんですが、独立後の今は、「あの人、図太いなあ(*´з`)」です。

もちろん、

・自分に非があっても一切気にしません!

・周りに迷惑をかけても構いません!

みたいなタイプの図太さを肯定しているわけではなくて、

・多少のミスは誰にでもあるから、小さいことは気にしない

・誰もじぶんのことなど見てないから、必要以上に人の目など気にしない

という程度の図太さではありますが。

図太くなれたと感じる瞬間

図太くなれたなと感じた具体的な場面は、次の通りです。

◎値引きしなくなった

◎解約できた

◎ミスを必要以上に引きずらなくなった

値引きしなくなった

独立当初は、お得感を感じてもらいたくて、ついつい1段階低い報酬を提示したり、オプションを無料にしてしまうなんてことをしてました。

勤務時代の事務所が、絶対に前の税理士より高い報酬は提示しなかったし、年末調整や法定調書といった年イチ業務は無料でやるという方針だったので、ついついじぶんもその感覚に引っ張られ、、、。

適正料金を提示したり、年イチ業務に報酬を請求することに慣れず、躊躇があったんですよね。

でも今では、臆することなく、料金表通りにご提案できています。

提供内容に自信がもてれば、適正価格を提案することには慣れてくるし、受け入れてもらえるものです。

ひとり仕事のサービス業、安売りはできないのです。


解約できた

1件だけですが、どうしても考えが合わない方に対してこちらから解約を申し出ました。

大きな問題が起こったわけでもないのに解約をするなんてどうなんだろうという思いもあり迷いはしたんですが、決断しました。

遠慮して神経をすり減らし続けるより、ずっといいです。

もちろん、簡単に決められたわけではなく、かなり悩んだ末の決断でしたが、この経験を通じて、じぶんの中に「図太さ」が育ったと感じました。

誰にでもいい顔をしたくなってしまうじぶんにとって、「言いにくいことをはっきり伝える」というのはなかなか難しいんですが、少しずつ、できるようになってます。

ミスを必要以上に引きずらない

人間ですから、誰しもミスをします。

また、後から「あ〜こうすればよかったな〜」と後悔することも、しょっちゅう。

でも、完璧な人間なんて、どこを探してもいません。

独立してから、そのことが頭だけでなく、心から理解できるように。

頭で分かっているのと、心底納得しているのとはまったく違う。

もちろん、ミスを減らす努力は続けますが、「やっちゃったら仕方ない」と、気持ちを切り替えることは本当に大切。

最後に

あれこれ新しい経験を重ねるうちに、段々と、強く、図太くなっていきました。

この先もきっといろんなことがあると思うんですが、図太く、たくましくやっていきます^_^

【1日1新】

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