HP、ブログ、Twitter(X)、LINE、問い合わせはちゃんとくる

ひとり税理士として独立して約半年が経ちました。

結果的に独立前からのお客様にも来ていただきましたが、

基本的にはお客様ゼロからのスタート。

強力なツテなどもないので、集客はもっぱらネットです。

わたしが現在活用しているネットの集客ツールは下記4つ。

・ブログ・・・独立半年前から開始

・HP・・・独立後すぐにブログをHPに変更

・Twitter(X)・・・独立1ヶ月後くらいから開始

・公式LINE・・・2ヶ月くらい前から開始

これら以外に、ソフト会社の税理士紹介システムの利用と、

税理士会からの紹介案件があります。

決して、お客様がいっぱいきて困ります!!

状態にはなりませんが、ありがたいことに順調に顧問契約はできています。

適度にきていただける、ひとりなら食べていける、

1年後くらいにはじぶんの理想とする状態に持っていけそう、くらいな感じですが^_^

早期に(例えば開業2~3ヶ月とかで)一気に売上をあげたいのであれば、

広告宣伝費や紹介料をそれなりにかけないと難しいだろうと思います。

ただ、スローペースで1年くらいかけてゆっくりと売上確保を目指すなら

ネット+ソフト会社の税理士紹介システム+税理士会の紹介で

十分集客は可能だな、と感じています。

本記事では、ネット集客の部分に焦点をあてて

独立後半年の現況を書き記しておきたいと思います。

女性×適度な田舎×適度な発信

現時点でネット集客はある程度うまくいっていると感じていますが、
(「ある程度」です。めちゃくちゃ問い合わせがきているわけではありませんから。)

実力というよりラッキーな部分が結構あるな、と感じています。

結論から言ってしまえば、

女性×適度な田舎×適度な発信がわたしのアドバンテージになっています。

まずは「女性」であること。

もうこれだけで税理士の中では目立てます。

税理士のうち女性の占める割合はわずか15%。

かなり少な目です。

女性経営者は女性税理士を求める方が多いですし、

男性経営者でも実際のやり取りは奥様だから

女性税理士がいいという方も一定数います。

また、税理士というと偉そう、恐そう、

という印象をお持ちの方も多く、

女性であれば優しいだろうという

イメージで求められることもあります。

実際のところ、恐い女性税理士もいますし、

優しい男性税理士もたくさんいるんですが。

このように、女性を求める人が一定数いる中で母数となる女性が少ないので、

もうそれだけで目立てて、この点はありがたいと感じています。

次に適度な田舎×適度な発信。

わたしは埼玉県越谷市に事務所を構えています。

東京までは電車で約30分。

レイクタウンという日本最大のショッピングセンターが

あることで知られています。

都会と田舎の明確な線引きは分かりませんが、

感覚としては、都会過ぎず、田舎過ぎず、な感じの町です。

人口は33万人、税理士会越谷支部所属の税理士の数は約200人。

「越谷市 女性税理士」 

で検索すると当事務所「恒川洋子税理士事務所」は1ページ目に出てきます。

越谷市内に女性税理士が少なく、さらに発信をしている人となるとほぼいません。

このように同地域に発信者がほぼいない中、独立前からブログを平日(ほぼ)毎日更新していたので、

その効果により段々と上位に表示されるようになってきました。(多分)

これが東京23区なんかだと発信されている方は

結構いるので上位に表示されるのは至難の業なのかもしれません。

というわけで、

女性×適度な田舎×適度な発信

により見つけてもらいやすくなっている、と感じます。

それなりに時間はかかる

ただ、冒頭言ったようにすぐにたくさんの問い合わせがくるわけではありません。

それなりに時間はかかります。

独立半年前からブログを始めていましたが、

初めてネット経由で契約になったのは独立後3ヶ月目です。

ブログを開始して約8ヶ月は何も反応がありませんでした。

ここにしんどさを覚えて発信をやめてしまう人も多いと思います。

ただ、わたしの場合、当初は集客のために始めたものの、

途中からじぶんの思考整理や知識整理のため活用できていったので、

しんどさはそこまで感じず続けられています。

仮にこれから発信を始められる方がいるのなら、

集客だけのを目標にするとしんどくてきっと続かないので、

思考整理と知識整理を念頭に置かれるといいかもしれません。

お客様の役に立つ記事が書けているか否かと言われれば、正直よく分かりません。

ただ、自身の役に立っているのは間違いありません。

ググらずTwitterで検索?

発信を始めてみて驚いたのが、Twitter(X)を使って

税理士探しをしている人が意外にいること。

わたし自身はTwitter(X)で何かを検索するということが

なかったんで意外だったんですが、ググるんではなくTwitter(X)で

探す方も一定数いらっしゃるようです。

Twitter(X)から直接問合せというのはゼロなんですが、

Twitter(X)で検索→HPを見てくれて問合せ、と言った流れがあります。

HPの問合せからきてくださったお客様、

公式LINEからきてくださったお客様は皆

ググってきてくれたと思い込んでいたんですが、

よくよく聞いてみると、Twitter(X)経由という方が数人いらっしゃったんです。

フォロワー250人程度なのでちょっと意外だったんですが、

よく考えるとフォロワーは同業が多いので、

検索して見つけてもらうという観点からはフォロワー数はあまり関係ないのかもしれません。

実際、250人程度でもちゃんと見つけてもらえてます。

まとめ

適度な発信は、直接の問合せだけでなく、

ソフト会社の税理士紹介システムを利用する際も有利に働きます。

ブログによりわたしの考え方や特徴を応募前の段階から知れ安心するようです。

また、税務記事を出しているおかげで質問しやすいと思ってもらえるみたいです。

・・・なんて、うまくいった部分だけ書きましたが、失敗も多々あります。

よく調べもせずマッチングアプリのようなものに登録してしまい

(紹介会社のように成約ごとに紹介料を払うのではなく提案ごとにお金がかかるシステム)、

オートチャージで気付いたらたった1日で数万円がとんでいったり(効果ゼロ、、)

ソフト会社の紹介案件をよく考えもせずとりあえず

たくさんエントリーだけして想定しているターゲット層と

違う面談を重ね勝手に疲弊してしまったり。

そんな失敗も積み重ねつつなんとか半年乗り切ってきました。

高すぎる目標を設定せず、じぶんのペースを大事に、

これからも歩んでいきたいと思います^_^