AIの無駄使い
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こんにちは、越谷市の税理士、恒川です。
最近とある社長さんが、「業務日報の確認と自動返信をするAIを作った」という話をしてました。
従業員のつくった業務日報に、いい感じのコメントつけて返信して、返信後に、あの人にはこうやって返信しましたんでって結果だけを教えてもらうという。
「ん?そんなんだったら業務日報いらなくね?」なんて感じたところです。
無駄の自動化
仮に、日報を書く側もAIを使っているとします。 (AI活用に長けた人が集まってる会社ならありうる。)
書く側もAI、返信する側もAI。
それぞれの作業は確かに効率化されているのかもしれないけど、引いて見てみると、AIとAIがお互いに向けて文章を生成し合っているだけ。
なんだかとっても滑稽な感じがします。
意味のないラリーが、AIによって「効率よく」生産・消費されてるだけ。
これ、単純に、無駄を自動化してるだけな気が、、。
AIがいい感じのコメントをつけて自動返信してくれるのはすごいことかもしれないけど、そんな意味ない日報なら、別にやめても支障ないんじゃないですかね?
無理してAI使わなくても・・・
AIで助かってる部分は、たくさんあります。
たとえばこのブログ。
思考整理・知識整理がいちばんの目的なので、記事をまるごとAIに書いてもらうことはしませんが、書いたものの校正や図解の作成はお願いしていて、大助かり。
会計業務でも、紙の資料からCSVを作成したり、会計ソフトに取り込みやすい形式に変換するツールをサクッと作れるようになったりと、手間と時間はかなり省けてます。
ほんと、AI様様。
ただ、なんでもかんでもAIでって流れがイヤです。
別にじぶんの手と頭でやればよくない?
元々ある会計ソフトの機能で十分じゃない?
なんてこと、結構あります。
AIにお願いすればブログや税務記事を量産することもできるけれど、わたしはしません。
量産したところで、イチバンの目的である「思考整理・知識整理」にはならないから。
会計ソフトへの入力も、連携や取込みがメインですけど、手入力しているものもまだまだあります。
少量のレシートなら手入力の方が早いことだってあるし、通帳のコピーをCSVに変換できるようになっても、前月コピペの方が早ければそっちでいいわけです。
AIを使って何かすることがすごいんじゃなくて、
AIを使って効率化できた! ラクになった! いいものができた!
じゃないと意味ないわけで。
ここんとこ忘れちゃって、なんでもかんでもAIでできて凄い、になっちゃてる感がちょっとキモっ!って思っちゃってます。
最後に
数十社の仕訳を自動処理する仕組みをつくって、ひとりで大量の顧問先をかかえている税理士さんもいるようです。
素直に「すご!」と思います。
わたし自身はそこまで多くの顧問先をかかえたいとは思わないんですけど、手間が省けるのはシンプルに嬉しいもの。
あと、最近気になるのが、AI先駆者たちの「簡単!誰でもできる!ノンエンジニアでも!」という言い方。
いや、分からんて!笑
確かに分かりやすいものもあるんですけど、さっぱり、ちんぷんかんぷん、ちょっと何言ってるかよく分からない、ってなものも結構あります。
じぶんのこと「ノンエンジニア」と言って情報発信している人たちって、そうはいいつつ、ある程度の基礎知識とかかなりのITリテラシーがある人ばかり。
本当に基礎知識ゼロ、ITリテラシーはちょっとだけあるって程度の、わたしレベルの本物のノンエンジニアにも分かりやすい何かがあれば、それはほんとに嬉しいんですが。
(いや、どんだけ他力本願って感じですが笑)
とはいえ、先駆者たちが試行錯誤しつつ道を切り開いて多くの情報発信をしてくれているおかげで、色んな恩恵を享受できてるのは間違いないです。
これからも、下から文句を言いつつ、学ばせてもらおうかと思ってます。
