

2024年度確定申告が終わりました
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こんにちは、越谷市の税理士、恒川です。
本日は令和7年3月17日(月)。
個人の確定申告、提出期限です。
独立して2度目の確定申告シーズン。
独立当初から「2月中に申告を終える」ことを目標に掲げているんですが、1年目は未達成。
では、2年目はどうだったのかというと、、、
最後の提出が3月13日(木)だったため、残念ながら今年も未達成でした。
独立前は3月からが確定申告本番
「2月中に確定申告を終える!」と決めたのは、独立前の苦い経験から。
そもそもキャパオーバーの中、退職者フォローのため無理な量の仕事(個人クリニック3件)を無理な時期に引き受ける
↓
申告期限数日前に不足資料の催促と不明点の質問
↓
申告期限当日になんとか申告完了
↓
3件中1件解約
もともと担当数が多く、これ以上は無理状態の中、申告期限直前に急遽3件追加。
普通に考えれば対応できるはずがないのに、断り切れない性格ゆえ引き受けてしまいました。
結果的に、3件中1件は解約。
そりゃそうです。
顧問先にしてみれば、資料をきちんと提出しているのに、申告期限ぎりぎりになって不足資料の催促や質問が来る。
決算内容の報告も慌ただしく、十分な確認時間も取れず、、、「何なんだ!」と思われても仕方ありません。
この経験から、
「独立したら絶対に無理な数のお客様は抱えない!」
「確定申告は2月中に終える!」
と心に決めました。
ギリギリ申告は、じぶんも疲弊するし、お客様にも迷惑をかけるので絶対に避けるべき。
確定申告以外の業務に時間がかかった
今年も目標未達だったわけですが、その要因を振り返ると「確定申告以外の業務に時間を取られた」 ことが大きかったんだと気付きました。
まずは、記帳指導5件。
記帳指導とは、事業を始めたばかりの方に記帳のやり方を教える業務。
税理士には様々な税務支援業務があるんですが、記帳指導もそのひとつです。
以前から関心があったものの、1年目は登録日の関係で従事できなかったため、今年はどうしてもチャレンジしたく手を挙げました。
ただ、まさか5件も担当することになるとは、、!
周りの話では多くても3件程度という印象だったので、まさかでした。
指導回数は、ひとりあたり年4回(1回2時間程度)、スケジュールは自由なんですが、わたしは年内2回、年明け2回としました。
具体的には、
1.年内2回 で記帳方法を教える
2.年明け1回目(1月下旬~2月上旬) で完成した帳簿をチェックし、数値を固める
3.最終回(2月下旬~3月上旬) で一緒に電子申告
という流れ。
場所は 先方の自宅訪問または税務署の会議室 。
移動時間も含めると、半日仕事です。
計算すると・・・
0.5日 × 5人 × 2回 = 5日
この記帳指導に加え、市役所の無料相談員やコールセンター業務にも従事したので、+2日。
合計 7日 の業務時間を確保する必要がありました。
さらに、コールセンター事前研修や事前準備(freee申告・確定申告書等作成コーナーの操作確認)なんかもあり、1月以降で合計約10日間ほど使った計算になります。
もうひとつ大きかったのは、12月決算・2月末申告の法人が増えたこと。
前年+2件。
月次処理の遅れはなかったものの、新規の決算を組むとなるとやはり慣れたところよりは時間がかかります。
さらには、相続案件もひとつ。
というように、確定申告以外の業務に時間がかかったことが最大の要因でした。
2月申告にこだわる必要はない?
来年に向けた改善点としては、税務支援業務を減らすこと 。
記帳指導は申告までサポートする必要があり、そうすると一番忙しい時期に多くの時間を取られ、来年は難しいと感じました。
ちなみに、今年の確定申告の件数は前年+5件 。
税務支援業務などに時間を取られたことを考えると、今年くらいの量なら無理なくこなせそうです。
反省点としては、「入力が遅れているな」と気付きつつも、「いや、今入力完了の連絡きても対応が、、」と考え、声掛けが遅れた顧問先があったので、そこは改善したいところ。
わたしにもう少し心の余裕があれば、早目の声掛けができていたはず。
忙しさに追われると、こういうちょっとした「まぁ、いいか」 的感覚がたくさん出てきてしまうので、気を付けたいところです。
ただ、ギリギリ申告は精神的に最悪なので絶対に避けたいところではあるものの、2月中にある程度数値を固め、多少の不足資料を待つくらいの状態であれば、3月申告でも問題はないなとも感じました。
まとめ
独立2年目の確定申告シーズン、無事に終了。
来年は税務支援業務を減らし、顧問先への声掛けを改善しつつ、適切な業務量を維持していこうかと思っています^_^
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